日本視覚障害者柔道連盟

EXPERIENCE
競技を体験しよう


KUMUKUMU SCHOOLってなに?

柔道はあらゆる年齢の人々に楽しまれています。そして、性別、職業、国籍に関係なく大勢の人々が励んでいます。このなかには、強くなりたい一心の人、弱い身体を鍛えたい人、自分の精神を練りたい人、快い汗を楽しみたい人、安全の能力を身につけたい人、柔道の指導者になりたい人、現に指導に熱中している人など様々な人がいます。
視覚に障害をもつ選手も色々な理由で柔道を続けています。障害者スポーツの中でも、ルール上、お互いが組み合ってから稽古や試合を始めることだけが晴眼者と異なる部分で、ハンディに関係なく挑戦できることがとても「やり甲斐」であると話してくれる選手OBもいます。
昨今の報道で柔道の危険性がクローズアップされている印象がありますが、正しい指導者のもとで修行する限り、決して危ない競技ではありません。
柔道は国際的なスポーツに発展しています。是非、真剣に取り組み世界中に柔道仲間を作ってください。

講演

講演

以下の内容について選手自身の体験などを交えてで講演しております。また、リクエストにもお応え可能です。
・どのような見え方をしているのか
・街や駅で見かけたらどうしてほしいのか
・生活の中で困っていること、工夫していること
・視覚障害者柔道を始めたきっかけ
・仕事と柔道の両立、普段の練習について
・今後の目標、etc.

体験

体験

二人一組になり、一人がアイマスクを着用しもう一人が見本となる選手の動きを言葉だけで伝える準備運動から始めます。アイマスクと柔道着を付け、ローテーションで選手達を投げたりなげられたりしながら体験プログラムを実施します。プログラムの中にはうつ伏、直立した状態の選手を動かせるのか、何人かでチャレンジしてもらうもの受け身の練習(マット、畳がある場合のみ)も含まれます。

クムトパス

ABOUT PROGRAM

時間 プログラム
5 選手自己紹介(5分)
30 講演(25分)
40 体験①準備運動(10分)
45 選手による技のデモンストレーション(5分)
80 体験②柔道を体験(35分)
90 質問、記念撮影など(10分)
  • ・1時間/45分のを2時間続けて行った場合です。(時間は調整可能)
  • ・選手1名、コーチ3-4名(参加者規模によって調整可)
  • ・柔道着、アイマスク貸出し可
  • ・学校側で厚めのマットのご用意をお願いします。

KNOW

視覚障害には、まったく見えない「全盲」、眼鏡などで矯正しても視力が弱い「弱視」、見える範囲(視野)がせまい「視野狭窄」があります。また、生まれつきの障害(先天性)か、病気や事故などでの障害(中途障害)かによっても、その障害の内容には個人差があります。

通常な見え方

ぼやける

まぶしくて見づらい

視野の中心部しか
見えない

視野の周辺部しか
見えない

<これらは障害の程度によってかなり個人差があります。>