10月に千葉県立千葉盲学校の高等部体育で行われた柔道の授業の様子です。
作成したマネキンを使って組み方や技のかけ方の学習
授業の全体の様子
一人一枚のマットを使って後ろ受け身の練習
新型コロナウイルス感染症対策として、ソーシャルディスタンス、一人一枚のマットと柔道着、マネキンを作成して授業へ活用するなど、先生方の様々な創意工夫が生かされた授業の様子です。
柔道の練習は心と体を鍛えてくれるだけでなく、受け身の習得により自らの体を怪我から護ってくれる護身の術となります。
体育の授業で視覚障害者柔道の楽しさ、難しさを実際に体験できる機会はとても重要であり、千葉盲学校体育科の先生方のような指導者をサポートすることは当連盟の大事な役割と考えています。
連盟では、他にも視覚障害者柔道を知ってもらい、この競技を楽しむ人たちが増えるよう様々な取り組みをしています。
指導者育成講習会の開催(2019年8月24~25日実施)や「視覚障害者柔道ガイドブック」など情報提供、柔道教室の開催、競技体験イベントへの参加、全国盲学校長会及び全国盲学校体育連盟との連携強化で体育の授業や部活動で視覚障害者柔道の普及発展を目指します。 また、各地へ出張柔道教室等も行っています。 どうぞお気軽に連盟事務局へお問合せください。